マウスにプラズマローゲンを3ヵ月間摂取させた後に7日間LPS(炎症剤)を投与。
プラズマローゲン非投与群との炎症の惹起具合を比較し、予防効果の確認を行いました。
①ミクログリアの分布
プラズマローゲンを継続摂取していたマウスではグリア細胞の活性化が抑制されました。
②炎症性サイトカインの発現
プラズマローゲンの継続摂取はLPS誘導性の脳内炎症の抑制に対して予防的に働くことが確認できました。
プラズマローゲンの継続摂取はアミロイドβの蓄積に対して予防的に働くことを確認しました。
水迷路試験の結果、プラズマローゲンの継続摂取は学習記憶行動の低下抑制に対しても予防的に働くことが確認できました。
以上の内容は、2018年4月に国際ジャーナル誌「Biochemical and Biophysical Research Communications」に掲載されました。